窓凍る

塩尻の知人から
いただいた『写メ』
タイトルが付いていた。

いつも南天や葉などを
ガラス瓶に詰めて送ってきてくれる。

着いた頃には
まだあちこち水滴が付いている。

それが
霜が降りたように
白カビが派生する頃までもとっておく。

今回は
『ガラス窓の写真』

朝日に溶ける
心が見えます。

寒気に透き通る外景に
駆け抜け
踊る
白い息。

 
Date: 2008/01/23(水)
虚空

セットのような
青い空を映画の中で見た。
30年ぶりの作家の作品の中で

救いの空の様に見え
格子の向こうの空からは
『zetubou』を撒き散らされる

比べて最近の若手の『空』は
土手の緑などとの水平の構図と
ローアングルと
ロングショットの『空』が多い。

人物は反転して黒く
存在は淡く
せりふだけが
存在を耳元で語る。

多彩な光が混じる『空』の曖昧さが
人物の立ち姿をも曖昧にさせる。

添付写真はボイスに関係なく
映画を見始めた
愛娘の撮った『空』です
Date: 2008/01/12(土)
落葉(らくよう)の花

公園の常緑の植え込みに
先週まで鮮やかな銀杏の『黄の花』。
それが過ぎる頃、
『落葉』『落花』を競う様に
『紅い花』が咲く。
植え込みの花と思えど
次に散り落ちる『色』を探して
視線が空に舞う。
空から咲く銀杏の『黄花』と
地上咲く『紅い花』。

僅かな季節のこころの折り目に舞う。
Date: 2007/12/18(火)
名古屋丸栄百貨店外壁

丸栄百貨店の外壁の
ありきたりなイルミネーションツリー。

10年ほど前、
外壁改修案出たところ
建築関係有識者から
クレーム、
改修断念。
社内で改めて
デザイン性
再認識したとのことでした。

1953年作の
日本建築学会賞の
村野藤吾の作品

再び醒めてしまったものか

何故
固有の『魅力』
外壁そのものを
ライトアップさせないのだろうか?

高島屋などの
他のデパートの差になるものはず。

イベントと言う
流れではなく
自分が持つ本来の姿に
『ライトアップ』を。

またライトアップや
イルミネーションの
異様な電力消費より
店内で販売している
原産国含め
世界の片隅に『光』を。
光りや消費の
不均等差が
地球の温暖化を招いている。

輪廻は
人の心の救いへの
よりどころに過ぎず
膝から転がり落ちた
毛糸の玉の
先の伸びきった
糸端の様に
終焉に向かう。

Date: 2007/12/10(月)
北風の岸辺

数時間のツアー
初めての駅の
ホームの立ち位置は
この1,2ヶ月を
『現像』していた。

現実に背を向け
以前の仕事場方面と
自宅方面にのみ
目をやる。

京の叡山のごとく
鬼門に建つ者で
あろうとしてきた
10年近く

木っ端微塵のごとく
舞ってしまって来た


それを集めて
『もの』を作る気を
今は拾い集める。
Date: 2007/12/09(日)
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